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浴衣で花火!今年こそ挑戦したい浴衣の着付け!- 着付師 小川千裕さん

花火大会に足を運ぶと、最近は女性だけでなく男性の浴衣姿も目にするようになりました。現代風にアレンジした浴衣も登場し、着こなしの幅が広がっています。でもまず押さえておきたいのは、やっぱり浴衣そのものの着方です。おしゃれな浴衣姿も着崩れては台無し!着付け方とともに、着崩れの対処法や、和装ならではの立ち居振る舞いもチェックしておきましょう!

浴衣の着付け

着付けに必要な道具 - 体型補正の方法 - 浴衣の着方 - 着崩れの対処方法

帯の結び方

花文庫の結び方 - 帯アレンジのご紹介 - 着崩れの対処方法

浴衣のコーディネートは「帯」が要です!

浴衣のコーディネートは「帯」が要です!浴衣はサイズが合っているものを選ぶのが、きれいに着るコツのひとつです。購入する際、お店で羽織らせてもらえる時は、丈(全体の長さ)と裄(袖の長さ)をチェックしましょう。丈は手の平ひとつ分の長さが床につく程度、裄は手首の骨に袖がかかるくらいがベストです。

浴衣は体全体を覆うので、まずは全体の色味から選ぶことをおすすめします。洋服と同じ感覚でモノトーンなどにまとめると、やや地味な印象になってしまいます。大人の女性でも、明るい色を選んでいただいていいと思います。全身ビビットな色にするのは抵抗がある方は、藍地や白地などで柄が明るい色のものを選ぶと落ち着いた印象になります。

一方、浴衣に目がいきがちですが、実は浴衣の着こなしの要は帯です。浴衣に使われている色から一色選ぶのが基本的な合わせ方ですが、反対色を選んで挿し色にすると個性的で元気な印象に、浴衣と同系色の帯を合わせるとすっきりと優しい印象になります。また、今回ご紹介している「花文庫」のような、華やかな変化結びにする場合は、長めの帯を選びましょう。

体型補正と上品な振る舞いが、着崩れ防止のコツ!

体型補正と上品な振る舞いが、着崩れ防止のコツ!初めて着付けに挑戦する方は、やはり着崩れが心配だと思いますが、当日慌てて着付けると着崩れのもとになります。事前に何度か練習しておくことが、きれいな着姿への第一歩です。

また下の「浴衣の着付け」の中でもご紹介していますが、体型補正も大切なポイントです。ウエストにタオルを巻くと太って見えそうで抵抗があるかもしれませんが、実は補正をしないと胸やお尻が強調されて、むしろ太って見えてしまいます。着付けの美しさは補正で決まる!と言ってもいいくらいなのです。 それともうひとつ、立ち居振る舞いも着崩れを防ぐポイントです。いくつかコツをご紹介しましょう。

・歩き方と階段の上り下り
一本線上を歩くようにやや内股気味で、履物をパタパタさせないように歩きます。階段では、裾を踏まないように上前部分を右手で少し持ち上げ、上り下りします。

・電車などに乗った時
手は肩より上に上げない方が品良く見えますので、電車やバスでは、できれば吊り革ではなく手すりにつかまることをおすすめします。吊り革につかまる場合は、袖が下がらないように反対の手でたもと(袖口)を抑えておきましょう。また座席は、背もたれに寄りかからずに座ります。

・お手洗いに行く際の注意点
浴衣、裾よけの順に一枚ずつめくり、帯に挟んでおくか、着物クリップで帯に留めておくと安心です。

帯や小物を変えるだけで、印象が一変する着物の魅力。

帯や小物を変えるだけで、印象が一変する着物の魅力。最近の浴衣は、古典的なものから今風にアレンジされたものまで、いろいろな着こなしがあります。大人の女性なら、綿紅梅や縮といった高級感のある生地の浴衣に、衿付き半襦袢などを合わせて夏着物風に装うのもいいと思います。その場合は足袋を履いて、帯結びによっては夏の帯締め・帯揚げを締めます。ちょっとした夏のお出掛けに、ワンランク上の着こなしになります。

着物=晴れ着・礼装をイメージされる方も多いと思いますが、実際には普段のお出掛けに、カジュアルなお洒落着を楽しむ若い方も増えてきました。インターナショナルな現代だからこそ、普段のワードローブの中に「キモノ」という選択肢があると面白いのではないかと思います。

着物は帯や小物を変えるだけで印象がガラッと変わります。飽きれば染め変えることもでき、仕立て直して子供に譲ることもできます。着物を通して日本文化に触れたり、新しい仲間ができたり、着物の魅力は一言では語り尽くせません。浴衣に慣れたら、ぜひ次は着物も楽しんでいただけると嬉しいです。

浴衣の着付け

着付けに必要な道具

着付けに必要な道具

  • 浴衣
    仕立て上がりの浴衣を買う場合はサイズがありますので、身長や手の長さを確認してください。
  • 半幅帯
    リバーシブルの帯ですと、+αのアレンジもできて楽しめます。
  • 巾着(バッグ)
  • 履物
    履き慣れないと「鼻緒擦れ」の痛みで歩けなくなることがあります。事前に鼻緒が当たる部分に絆創膏を貼っておくと擦れ予防になるのでおすすめです。

肌着

  • 肌着
    肌着には一般的に肌襦袢と裾よけ、または浴衣用スリップなどを着ますが、お持ちでない場合は、キャミソールとペチコートでもいいでしょう。また通常のブラジャーではなく、スポーツブラや和装ブラの着用をおすすめします。

着付けに必要な道具

※帯を締める時にクリップか洗濯バサミがあると便利です。

体型補正の方法

  • 1補正用タオルを作ります。タオルを3枚重ねます。
  • 2一番上のタオルを両端から半分に折ります。
  • 3紐の真ん中をタオルの真ん中にまっすぐ置きます。
  • 4タオルを半分に折ったら完成です。

体型補正の方法

  • 5完成したタオルをお尻より上に当て、前はアンダーバストの位置で紐を交差します。
  • 6タオルの真ん中を通るように紐を後ろに回し、2回からげて交差し、挟み込みます。

体型補正の方法

★お尻の膨らみやお腹の上に重ねてしまうと、よりお尻やお腹が大きく見えてしまうので注意が必要です。

<着崩れ防止ポイント>
タオルで補正して体型を寸胴にすることで着崩れを防ぐだけでなく、帯の位置が高く安定して足長でスレンダーに見える効果も期待できます。また、タオルを入れることで、紐をしっかり締めた際の苦しさも和らげます。

浴衣の着方

    • 1背中の縫目を体の中心に合わせます。その縫目を持ち、衿(えり)の後ろを下げます。
    背中の縫目を体の中心に合わせます。その縫目を持ち、衿(えり)の後ろを下げます。
    • 2衿先の上あたりを持ち、一旦しっかり裾を上げて、衿先を片手で持ちます。
    衿先の上あたりを持ち、一旦しっかり裾を上げて、衿先を片手で持ちます。
    • 3空いた手で腰回りのシワを上に上げてシワのないフラットな状態にします。
    空いた手で腰回りのシワを上に上げてシワのないフラットな状態にします。
    • 4裾の丈をくるぶしの辺りまで下ろし、脇線を体の真横に合わせます。

    裾の丈をくるぶしの辺りまで下ろし、脇線を体の真横に合わせます。
    • 5一旦、上前(うわまえ/左身頃)を右腰骨の位置に合わせ、仕上がり位置を確認します。
    上前(うわまえ/左身頃)を右腰骨の位置に合わせ、仕上がり位置を確認
    • 6上前を開き、下前(したまえ/右身頃)を入れ、裾を10cm程度上げます。
    上前を開き、下前(したまえ/右身頃)を入れ、裾を10cm程度上げます
    • 7胴周りのシワをきれいに上にあげ、上前を合せます。

    胴周りのシワをきれいに上にあげ、上前を合せます
    • 8上前を合わせる時、裾は5cm程度上げておきます。

    上前を合わせる時、裾は5cm程度上げておきます
着崩れ防止ポイント<着崩れ防止ポイント>
下前の裾は10cmほど、上前の裾は5cmほど上げて「裾つぼまり」に着ることによって着崩れを防止し、すっきりとしたシルエットになります。
また、全体にシワのない着付けにしましょう。
    • 9腰回りのシワを伸ばし、ウエストに腰紐を当てます。
    腰回りのシワを伸ばし、ウエストに腰紐を当てます。
    • 10後ろで交差したら、前に回して、蝶結びをします。
    後ろで交差したら、前に回して、蝶結びをします。
着崩れ防止ポイント<着崩れ防止ポイント>
腰紐は、お腹に力を入れてしっかり締めましょう。
    • 11身八ツ口(みやつくち/脇の下の開き)から手を入れ、上前のおはしより(あげの部分)をきれいに伸ばします。
    身八ツ口(みやつくち/脇の下の開き)から手を入れ、上前のおはしより(あげの部分)をきれいに伸ばします。
    • 12後ろのおはしよりも同様に両手を入れて伸ばします。


    後ろのおはしよりも同様に両手を入れて伸ばします。
    • 13とも衿の切り替え部分を合わせて持ち、背中の縫目を下げ、こぶし1個分程度衣紋を抜きます
    とも衿の切り替え部分を合わせて持ち、背中の縫目を下げ、こぶし1個分程度衣紋を抜きます※。
    • 14衿を合わせていきます。まず、下前の衿をしっかりと胸を包むように合わせます。

    衿を合わせていきます。まず、下前の衿をしっかりと胸を包むように合わせます。

※衣紋(えもん)を抜く=後ろ衿を下空きを作ること。

    • 15コーリンベルトのクリップを左の身八ツ口から入れ、下前の胸の下に留めます。

    コーリンベルトのクリップを左の身八ツ口から入れ、下前の胸の下に留めます
    • 16下前の布がもたつくので、左胸の下に収納し、右の布地のシワを伸ばして下ろします。

    下前の布がもたつくので、左胸の下に収納し、右の布地のシワを伸ばして下ろします。
    • 17反対のクリップは背中側から右に回し、上前の衿に留め、おはしよりを下に引き整えます。

    反対のクリップは背中側から右に回し、上前の衿に留め、おはしよりを下に引き整えます。
    • 18背中のシワを伸ばします。まず、背中の縫い目を引き、おはしよりを整えます。縦シワは脇に寄せます。
    背中のシワを伸ばします。まず、背中の縫い目を引き、おはしよりを整えます。縦シワは脇に寄せます。
衿が開き過ぎると、肌着が見えてしまいます
★衿が開き過ぎると、肌着が見えてしまいます。
また衣紋を抜かないと、子供や男性の着方になってしまうので注意しましょう。
    • 19身八つ口から肌や肌着が見えないように穴をふさぎ、脇に寄せたシワをきれいに折り込みます。反対側も同様に行います。
    身八つ口から肌や肌着が見えないように穴をふさぎ、脇に寄せたシワをきれいに折り込みます。反対側も同様に行います。
    • 20衿とおはしょりを整えたら、伊達〆(だてじめ)を当て、後ろに回して交差したら、前に回します。

    衿とおはしょりを整えたら、伊達〆(だてじめ)を当て、後ろに回して交差したら、前に回します。
    • 212度からげたら、反対にねじって紐の先を挟み込みます。



    2度からげたら、反対にねじって紐の先を挟み込みます。
    • 22帯板がベルト付きの場合、ここで付けて、浴衣の着付けは完成です。


    帯板がベルト付きの場合、ここで付けて、浴衣の着付けは完成です。

着崩れの対処方法

    • 裾を踏んで崩れてしまった場合
      長くなってしまった部分の布を、腰紐の上に挟み込み長さを調整します。

    裾を踏んで崩れてしまった場合
    • 衿元がはだけてきた場合
      腕を上げ下げすることで衿が緩んでくるので、気付いたらその都度、背中心やその両サイドの布をもう一度引き、衣紋を抜くことが大切です。
    衿元がはだけてきた場合

帯の結び方

花文庫の結び方

スタンダードな文庫をアレンジした、花文庫という4枚羽根の華やかな結び方をご紹介します。
形が多少崩れても目立ちにくいので、初心者の方にもおすすめです。

    • 1手先(帯の端)をタテに半分に折り、輪を外にして肩にかけます。肩から後ろに10cm程度出る長さが目安です。
    手先(帯の端)をタテに半分に折り、輪を外にして肩にかけます。肩から後ろに10cm程度出る長さが目安です。
    • 2手先をクリップで帯板に仮止めし体の前で、タレ(胴に巻き付ける側の帯)を三角に広げます。
    手先をクリップで帯板に仮止めし体の前で、タレ(胴に巻き付ける側の帯)を三角に広げます。
    • 3クリップを三角に広げた部分に留め直し、胴に2回巻きます。お腹に力を入れて巻くと、締めすぎを防げます。
    クリップを三角に広げた部分に留め直し、胴に2回巻きます。お腹に力を入れて巻くと、締めすぎを防げます。
    • 4タレを半分に折り、下側を脇まで斜めに折ったあと、肩にかけておいた手先を重ねていきます。
    タレを半分に折り、下側を脇まで斜めに折ったあと、肩にかけておいた手先を重ねていきます。
    • 5手先をしっかり引き出して上から重ねます。

    手先をしっかり引き出して上から重ねます。
    • 6しっかりひと結びします。

    しっかりひと結びします。
    • 7手先とタレを反対方向へねじって、手先はクリップで仮留めします。
    手先とタレを反対方向へねじって、手先はクリップで仮留めします。
    • 8タレの根元を開きます。

    タレの根元を開きます。
    • 9ジグザグに畳んで、4枚の羽根を作ります。上の2枚の羽根は少し小さく作りましょう。

    ジグザグに畳んで、4枚の羽根を作ります。上の2枚の羽根は少し小さく作りましょう。
    • 10羽根の中心を折り、谷を作ったら、上下に山を2つ作ります。


    羽根の中心を折り、谷を作ったら、上下に山を2つ作ります。
    • 11羽根を結び目の上に乗せます。



    羽根を結び目の上に乗せます。
    • 12羽根の中心を手先でくるみます。結び目に通して、しっかり締めたら、もうひと巻きします。
    羽根の中心を手先でくるみます。結び目に通して、しっかり締めたら、もうひと巻きします。
    • 13手先を帯と帯板の間に通し、尻尾のように下から出します。

    手先を帯と帯板の間に通し、尻尾のように下から出します。
    • 14尻尾を広げたら、余りをクルクルと丸めて帯の中にしまいます。

    尻尾を広げたら、余りをクルクルと丸めて帯の中にしまいます。
    • 15大きい羽根は下に下ろし、左右の長さを揃えます。

    大きい羽根は下に下ろし、左右の長さを揃えます。
    • 16小さい羽根はかわいらしく立ち上げることで、躍動感のある帯結びになります。
    小さい羽根はかわいらしく立ち上げることで、躍動感のある帯結びになります。
    • 17帯が崩れないように右袖を上げ、帯を右に回します。帯板が回らないように抑えておきます。
    帯が崩れないように右袖を上げ、帯を右に回します。帯板が回らないように抑えておきます。
    • ★左に回すと浴衣が着崩れてしまうので必ず右に回します。


    左に回すと浴衣が着崩れてしまうので右に回します
    • ★帯板がベルト付きでない場合、ここで帯と帯の間に差し込みます。


    帯板がベルト付きでない場合、ここで帯と帯の間に差し込みます
    • 18結び目を背中の中心に揃えて完成です。



    結び目を背中の中心に揃えて完成

帯アレンジのご紹介

    • リバーシブルの帯の場合
      帯を結び終わった後に、前の部分を少し折り返して、裏の色を出すのもおしゃれです。帯の上側に切り替えを作ることで、目線が上がり、足長効果も期待できます。
    リバーシブルの帯の場合
    • コサージュをつける
      仕上げにコサージュなどをプラスするとより個性的で華やかな印象になります。


    コサージュをつける

着崩れの対処方法

  • 帯が緩んだ場合
    • 帯が緩んだ場合
      応急処置として、帯の下に畳んだハンドタオルを挟みます。そうすることで腰回りが少し太くなり帯が安定します。
小川千裕さん プロフィール
着付け講師、着物コンサルタント。 海外生活の中で、日本文化の奥ゆかしさ、特に着物の美しさに心引かれる。海外にいる日本人こそ着物を着る機会が多く、着付け師や講師を必要としているのではないかと考え、着付け講師を目指す。帰国後、日本文化に精通した着付けの師匠と出会い、着付け講師の資格を取得するとともに、礼儀作法や相手を慮る心など日本人としての内面の美しさについても学ぶ。現在は「きものカルチャー研究所 江戸川南教室」を開校し、初心者から着付け師や講師を目指すプロの育成まで、幅広く着付けの指導に当たっている。
きものカルチャー研究所 江戸川南教室「着物サロン~四季」ホームページ:http://kimonosalon.com/

小川千裕

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