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浴衣で花火!浴衣帯の結び方!- 着付師 小川千裕さん

浴衣の着付けをマスターしたら、次は人とは一味違う着こなしをしてみたくなりませんか?そこで今回は「浴衣で花火!今年こそ挑戦したい浴衣の着付け!」の続編として、半幅帯と兵児帯(へこおび)を使った帯結びをご紹介します。特に「金魚草」は小川先生によるオリジナル!簡単でありながら、大人の女性らしい落ち着きとかわいらしさ、そして個性もほど良くミックスされた結び方です。ぜひチャレンジしてみてください。

浴衣帯の結び方!半幅帯「リボン返し」

半幅帯 - リボン返しの結び方・帯締めアレンジ

浴衣帯の結び方!兵児帯「金魚草」

兵児帯 - 金魚草の結び方・帯締めアレンジ

「浴衣で花火!今年こそ挑戦したい浴衣の着付け!」はこちら
 浴衣の着付け!  浴衣帯の結び方!半幅帯「花文庫」

応用のきく「リボン返し」、個性が出る「金魚草」。

応用のきく「リボン返し」、個性が出る「金魚草」。最初にご紹介する「リボン返し」は、簡単でいて、おしゃれに見える帯結びです。タレの長さを左右で揃えるとバランスがよくきれいに見えます。

また、蝶々結びをしっかり締めておくと、長時間着ていても緩みにくい点もこの帯結びの魅力です。この結び方を基本として、いろいろと応用もきくので覚えておくと便利です。

例えば、タレを長めに作ってお太鼓のように折り込んで帯締めを締めてもいいですね。より大人っぽさが増した結び方になります。ただし、「リボン返し」やその応用の帯結びは、やや長めの半幅帯が必要なので、購入される場合は4メートル程度を目安にしてください。

兵児帯は、半幅帯に比べてまだ結んでいる方が少ないので、人とは違った着こなしが楽しめます。もう一つの「金魚草」は、今回のために創作した、兵児帯(へこおび)を使ったオリジナルの帯結びです。兵児帯は、半幅帯に比べてまだ結んでいる方が少ないので、人とは違った着こなしが楽しめます。

また、帯にボリュームがあるので、簡単に華やかさが出せ、体を細く見せる効果も期待できます。あまりだらりと長くせずに、立体的にすっきり結ぶと上品になります。

最近はファブリック帯と呼ばれる、シワ感の少ない大人っぽい兵児帯も登場しているので、取り入れてみるのもいいでしょう。


お子さんの着付けはスピード勝負!男性はサイズに注意。

浴衣はタオルを体に巻いて補正する分、暑さを気にされるかもしれませんが、補正のタオルによって体と浴衣の間に隙間が生まれ、生地が肌にべったりと付くことを防げます。また、衣紋をしっかり抜くと背中に風が通ります。日傘や扇子などを使うと、見た目にも涼しげでおすすめです。

お子さんに浴衣を着せてあげる場合、長時間我慢していられないので、素早く着付けることが大切です。女の子はフワフワの兵児帯で帯結びを大きく作ると可愛いらしいです。結び目に飾りの付いたヘアゴムなどをプラスするのも華やかでいいですね。年に1~2回しか着ないことを考えると、子供用の浴衣はワンサイズ大きいものを購入し、サイズ直しをすると翌年まで着られるので経済的です。

一方、大人の男性の浴衣は、対丈(ついたけ)と言っておはしよりがないので、サイズに気をつけましょう。丈は足のくるぶしが出るか出ないか、袖の長さは手首の骨にかかるくらいを目安にしてください。既製品の場合は、丈の長さを優先して選びましょう。また、和服は少し恰幅がいいくらいの方が格好よく着こなせます。細い方は腰まわりをタオルで補正すると、バランスがよくなり帯も安定します。

去年の浴衣を帯や帯締めでイメチェン!

去年の浴衣を帯や帯締めでイメチェン!浴衣を毎年買うのは難しいかと思いますが、フルセットで新調しなくても帯を変えるだけでガラッと雰囲気が変わります。リバーシブルの帯の場合は、帯の前部分を一枚折り返して裏の色を見せたり、シーンによって表裏を使い分けたりすることもできるのでおすすめです。

帯締めを合わせるだけでもアクセントになるので、夏用の帯締めを1本お持ちになるのもいいのではないでしょうか。帯留めを付けて使う帯締めは、三分紐といって幅が細いので季節を気にせずお使いいただけます。

また、綿麻や綿絽などの高級感のある素材で古典的な柄の浴衣があると長く着られます。襦袢を着て足袋をはくと、さらにきちんとした雰囲気になるので、ちょっとした夏のお出掛けにも使えて便利です。

高級ホテルなど、場所によっては素足で入れない場合もありますので、TPOを踏まえながら、花火大会から女子会、ライブ、ホームパーティまで、いろいろな所で浴衣を楽しんでほしいですね。

エコでもある着物の魅力に注目。

浴衣や着物をたくさんの方が着ることによって、その華やかな面が注目されるだけでなく、貴重な職人技などが受け継がれていくといいですね。みんなが着ることで和服が消費されれば、伝統的な技術も次の世代に継承されていくのではないでしょうか。

日本は、海外で認められて逆輸入的に国内の物の良さに気付くことがありますよね。観光やビジネスで訪日される方がますます増え、日本の方だけでなく、海外の方にも着物の美しさや楽しさを発信することで、それがまた日本に返って良い影響を与えてくれるのではないかとも思います。

それと着物は非常にエコなんです。洋服は数年で流行遅れになって着たくなくなってしまうこともありますが、着物は飽きたら色柄を染め変えたり、帯や羽織に仕立て変えたり、お子さんの着物に作り替えることもできます。ほどけば四角い布になりますから、いろいろなものに作り替えながら、昔の人はボロ雑巾になるまで使い切ったんです。着物のこうしたエコな面も、ぜひ知っていただきたいですね。

浴衣帯の結び方!

半幅帯「リボン返し」

半幅帯「リボン返し」

●半幅帯の「リボン返し」の結び方

  • 浴衣を着て、ベルト付きの帯板をお持ちの場合はここで取り付け、左脇に置いておきます。
    • 1浴衣を着て、ベルト付きの帯板をお持ちの場合はここで取り付け、左脇に置いておきます。
  • 浴衣を着て、ベルト付きの帯板をお持ちの場合はここで取り付け、左脇に置いておきます。
    • 2帯を半分に折り、折り目に着物クリップ(または洗濯ばさみ)で印をつけておきます。
  • 帯を一周巻きクリップの位置を左の胸辺りに合わせ、一旦、クリップで帯を帯板に留めておきます。
    • 3帯を一周巻きクリップの位置を左の胸辺りに合わせ、一旦、クリップで帯を帯板に留めておきます。
  • 手先(短い方の帯)を縦に半分に折り、輪が外側になるように左肩にあずけ、体の正面で三角を作ります。
    • 4手先(短い方の帯)を縦に半分に折り、輪が外側になるように左肩にあずけ、体の正面で三角を作ります。
  • クリップを三角の上の辺りに留め直します。
    • 5クリップを三角の上の辺りに留め直します。
  • タレ(長い方の帯)を体にもう一周巻き、一度しっかり締めます。
    • 6タレ(長い方の帯)を体にもう一周巻き、一度しっかり締めます。
  • 左の脇からタレを斜めに折り上げます。
    • 7左の脇からタレを斜めに折り上げます。
  • 手先を引き出してタレの上に重ねます。どちらも輪が下に来るようにして結びます。。
    • 8手先を引き出してタレの上に重ねます。どちらも輪が下に来るようにして結びます。
  • しっかりと結んだら、手先とタレが同じ長さに揃っていることを確認しましょう。
    • 9しっかりと結んだら、手先とタレが同じ長さに揃っていることを確認しましょう。
  • 手先は一旦、肩にあずけ、タレを広げ羽根を作ります。羽根の大きさは20cmが目安です。手先を上からかぶせて、蝶々結びをします。
    • 10手先は一旦、肩にあずけ、タレを広げ羽根を作ります。羽根の大きさは20cmが目安です。手先を上からかぶせて、蝶々結びをします。
  • 蝶々結びをしっかり締めたら、羽根をきれいに広げて、肩幅を目安に大きさを揃えます。
    • 11蝶々結びをしっかり締めたら、羽根をきれいに広げて、肩幅を目安に大きさを揃えます。
  • ★リバーシブルの帯の場合、2色を見せるとアクセントになっておすすめです。。
    • ★リバーシブルの帯の場合、2色を見せるとアクセントになっておすすめです。
  • ミスカンサスは隙間を埋めるように2カ所に差し込み、動きを出します。
    • 12片方の帯をリボンの結び目の下からくぐらせ上から引き出します。もう片方も、同じよう上から出します。
  • 帯をめくりクリップで留めておき、結び目の下にできた輪に、帯締めを通します。後ろに回し背中で仮結びをします。
    • 13帯をめくりクリップで留めておき、結び目の下にできた輪に、帯締めを通します。後ろに回し背中で仮結びをします。
  • 帯を下ろして形を整え、帯が崩れないように右袖を上げ、帯を帯板と一緒に右に回します。このとき左に回すと衿が崩れてしまうので必ず右に回しましょう。
    • 14帯を下ろして形を整え、帯が崩れないように右袖を上げ、帯を帯板と一緒に右に回します。このとき左に回すと衿が崩れてしまうので必ず右に回しましょう。
  • 帯板が体の正面まで来たら、今度は帯だけを回し、結び目を背中の中心に揃えます。
    • 15帯板が体の正面まで来たら、今度は帯だけを回し、結び目を背中の中心に揃えます。
  • ★帯板がベルト付きでない場合、ここで帯と帯の間に差し込みます。
    • ★帯板がベルト付きでない場合、ここで帯と帯の間に差し込みます。
  • 仮結びをしていた帯締めを、左の辺りで蝶々結びにし、端をきれいに巻き込んで整えたら完成です。
    • 16仮結びをしていた帯締めを、左の辺りで蝶々結びにし、端をきれいに巻き込んで整えたら完成です。

兵児帯「金魚草」

半幅帯「リボン返し」

●兵児帯「金魚草」の結び方

  • まず、浴衣を着て、帯板がベルト付きの場合は、ここで取り付けます。左脇に置いておきます。
    • 1まず、浴衣を着て、帯板がベルト付きの場合は、ここで取り付けます。左脇に置いておきます。
  • 兵児帯は幅広になっているので縦半分に折り、手先にします。
    • 2兵児帯は幅広になっているので縦半分に折り、手先にします。
  • 両手をいっぱいに広げた分の長さを取り、着物クリップ(または洗濯ばさみ)で印をつけておきます。
    • 3両手をいっぱいに広げた分の長さを取り、着物クリップ(または洗濯ばさみ)で印をつけておきます。
  • 短い方の帯を、輪が外側になるようして左肩にあずけ、クリップの位置を帯の真中に合わせ、一旦、クリップで帯を帯板に留めておきます。
    • 4短い方の帯を、輪が外側になるようして左肩にあずけ、クリップの位置を帯の真中に合わせ、一旦、クリップで帯を帯板に留めておきます。
  • 長い方の帯を体に二周巻いて、しっかり締めます。
    • 5長い方の帯を体に二周巻いて、しっかり締めます。
  • 左の脇から斜めに折り上げます。
    • 6左の脇から斜めに折り上げます。
  • クリップを外し、肩にあずけていた帯を引き出して、輪が下に来るように上から重ねます。
    • 7クリップを外し、肩にあずけていた帯を引き出して、輪が下に来るように上から重ねます。
  • ひと結びして、しっかり締めます。
    • 8ひと結びして、しっかり締めます。
  • 長い方の帯を、一旦、肩にあずけ、垂れている短い方の帯で10㎝程度の小さめの羽根を作ります。
    • 9長い方の帯を、一旦、肩にあずけ、垂れている短い方の帯で10㎝程度の小さめの羽根を作ります。
  • 肩にあずけていた帯を上からかぶせて蝶々結びをし、羽根をきれいに広げます。
    • 10肩にあずけていた帯を上からかぶせて蝶々結びをし、羽根をきれいに広げます。
  • 垂れている長い方の帯を広げて、先ほど作った結び目を中心に、屏風畳みをします。
    • 11垂れている長い方の帯を広げて、先ほど作った結び目を中心に、屏風畳みをします。
  • ★屏風畳み:まず下側に輪、上側にも輪を作り、さらに一枚の羽根を重ね、長さを合わせます。
    • ★屏風畳み:まず下側に輪、上側にも輪を作り、さらに一枚の羽根を重ね、長さを合わせます。
  • 結び目の中心から下の部分を輪ゴムで留めます。
    • 12結び目の中心から下の部分を輪ゴムで留めます。
  • 下側の輪になっている羽根だけを取り、先ほど作った結び目の下からくぐらせます。
    • 13下側の輪になっている羽根だけを取り、先ほど作った結び目の下からくぐらせます。
  • 輪を上から引き出し、下ろしたときにリボンの結び目が隠れるくらいの長さに調整します。
    • 14輪を上から引き出し、下ろしたときにリボンの結び目が隠れるくらいの長さに調整します。
  • 短い方の帯は、広げて、帯の端を結び目の下からくぐらせます。
    • 15短い方の帯は、広げて、帯の端を結び目の下からくぐらせます。
  • 帯の端を上から10㎝ほど引き出し、下側に輪を作ります。
    • 16帯の端を上から10㎝ほど引き出し、下側に輪を作ります。
  • 左右上下に羽根のレイヤーができるので、きれいに開いて整えます。
    • 17左右上下に羽根のレイヤーができるので、きれいに開いて整えます。
  • 帯が崩れないように右袖を上げ、帯板と一緒に帯を右に回します。このとき左に回すと衿が崩れてしまうので必ず右に回しましょう。
    • 18帯が崩れないように右袖を上げ、帯板と一緒に帯を右に回します。このとき左に回すと衿が崩れてしまうので必ず右に回しましょう。
  • 帯板が体の正面まで来たら、今度は帯だけを回し、結び目を背中の中心に揃えます。
    • 19帯板が体の正面まで来たら、今度は帯だけを回し、結び目を背中の中心に揃えます。
  • ★帯板がベルト付きでない場合、ここで帯と帯の間に差し込みます。
    • ★帯板がベルト付きでない場合、ここで帯と帯の間に差し込みます。
  • 最後に、帯留め付きの帯締めをプラスすると、ワンランク上のコーディネートが楽しめます。
    • 20最後に、帯留め付きの帯締めをプラスすると、ワンランク上のコーディネートが楽しめます。
  • 帯締めを一番下の羽根の上に通し、前で結びます。
    • 21帯締めを一番下の羽根の上に通し、前で結びます。
  • 結び目を後ろに回して帯の下に隠します。帯留めを体の中心に揃えて完成です。
    • 22結び目を後ろに回して帯の下に隠します。帯留めを体の中心に揃えて完成です。
小川千裕さん プロフィール
着付け講師、着物コンサルタント。 海外生活の中で、日本文化の奥ゆかしさ、特に着物の美しさに心引かれる。海外にいる日本人こそ着物を着る機会が多く、着付け師や講師を必要としているのではないかと考え、着付け講師を目指す。帰国後、日本文化に精通した着付けの師匠と出会い、着付け講師の資格を取得するとともに、礼儀作法や相手を慮る心など日本人としての内面の美しさについても学ぶ。現在は「きものカルチャー研究所 江戸川南教室」を開校し、初心者から着付け師や講師を目指すプロの育成まで、幅広く着付けの指導に当たっている。
きものカルチャー研究所 江戸川南教室「着物サロン~四季」ホームページ:
http://kimonosalon.com/

小川千裕

‐免責事項‐
ご紹介しているメニューにつきましては、完成効果を保証するものではありません。実施する際は、ご自身のご判断で行ってください。また、作業によるケガ・体調不良などにつきましては、当コンテンツ制作者は一切の責任を負いかねます。「金魚草」は小川千裕氏による創作帯結びです。名称および結び方の無断複写・転載を禁じます。