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花を飾ろう!フラワーアレンジ基礎講座!- フラワーデザイナー 大塚智香子さん

毎日の生活に豊かな時間をもたらしてくれる「花」を、暮らしに取り入れてみませんか。好きな花で簡単にフラワーアレンジメントができたら素敵です。今回は、初めての方でも、簡単にアレンジできる花材の選び方と見栄えのするアレンジメントの作り方をご紹介します。

花を飾ろう!フラワーアレンジ基礎講座!

アレンジする花材と必要な道具 - 吸水スポンジのカットとセッティング - 花材のアレンジ方法

グリーンの使い方が表現の幅を広げるコツ。

グリーンの使い方が表現の幅を広げるコツ。花を購入する際、花の選び方に悩まれる方もいらっしゃると思います。メインの花材を選んでから、メインを引き立てるサブ花材となる花や実ものを、グラデーションになるような色合わせで選んでいくといいでしょう。

そして最後にグリーンを決めます。明るいグリーンを合わせるか、シックなグリーンを合わせるかでまったく表情の違う仕上がりになります。主役の花とは形や質感の異なるグリーンを加えてみてください。アレンジメントの印象が見違えるほど変わり、表情豊かになります。動きが出ない、インパクトが足りない、そんなときこそグリーンの出番です。いろいろな使い方ができ、表現の幅がぐっと広がります。

花材を選ぶときは花屋さん任せにせず、花びらに傷がないもの、葉が元気なものを自分の目で見て選びましょう。また満開より開きかけの花のほうが長く楽しめます。花は繊細なので、勝手には触らず店員さんに取ってもらってください。切花の市場が開かれるのは月、水、金曜日なので、この日を選んでお店に行くのが新鮮できれいな花を入手するコツです。ぜひ覚えておきましょう。

直射日光やエアコンの風を避けて長く花を楽しんで。

直射日光やエアコンの風を避けて長く花を楽しんで。アレンジをする際は、下葉処理と水揚げをしっかりすることがポイントです。活けたときに水に浸かる枝葉は腐りやすいので、全部取り除きましょう。

水揚げの方法は、茎を水に浸したまま斜めに切る水切りが大抵の花に有効です。切り口に空気の膜ができず、水圧で水がよく揚がるため、活けた花が弱ってきた時にも水切りをするとシャキッと元気になります。茎が硬くて水揚げが悪い花材には燃焼も効果的です。茎の先を焼いて炭のような状態にしてから水につけると、花がびっくりしてキュッと水を吸い揚げるんです。

アレンジした花を長持ちさせるには、直射日光やエアコンの風を避け、寒すぎず暑すぎない部屋に飾りましょう。光があまり差さない玄関やトイレなどには、アマリリスやヒヤシンスなどの球根の丈夫な花がおすすめです。

また、アレンジメントの中に枯れた花が出てきた時は、水切りをしてから戻す方法もありますが、潔く抜いて別のものを挿すのが一番です。花の代わりにリボンを結んだワイヤーを挿すのも、かわいらしくておすすめです。

花を贈る時は花材選びに注意しましょう。

花を贈る時は花材選びに注意しましょう。私は花選びに迷ったら、緑色だけで揃えることがあります。今回ご紹介している白×グリーンも最近の流行で好まれるスタイルですが、グリーンだけのアレンジメントはどんな空間にも馴染み、何よりかっこいい! ミントやゼラニウム、ローズマリーなど、ハーブをたっぷり使うのがお気に入りです。リフレッシュしてもらいたい方へのプレゼントとしてもおすすめです。

花を贈る時は、贈られた方が喜んでくれることが第一です。相手の好みを考えて選びましょう。好みがわからない時は、ユリなどの香りの強い花や原色系の濃い色の花は好き嫌いが分かれるので避けたほうが無難です。

お祝いの場合は、花首が落ちやすいもの、花びらが散りやすいものは避け、明るく華やかな花を選びましょう。お見舞いの場合は、死、苦を連想させるシクラメンや、お悔やみのイメージがある菊、白、紫の花は避けてください。

四季を表すアレンジメントで暮らしを豊かに。

四季を表すアレンジメントで暮らしを豊かに吸水スポンジを使ったアレンジメントは、アフターケアが面倒でなく、ギフトにしても、そのまま飾っていただける点がとても良いところです。これをマスターすると、花留めが難しい花器や水を入れられないかごなどにもアレンジできるようになります。また、いろいろな方向に花を留められるので、初心者にはとても便利です。ご自宅に花器がなければ、食器や空き瓶なども活用してみてください。

クリスマス、お正月、雛祭りやお月見など、日本の四季折々の美しい習慣や季節の行事をさりげなく花で表現すれば、より豊かな気持ちになれると思います。花の飾り方や楽しみ方にルールはありません。フラワーアレンジメントを習ったことがなくても大丈夫。「花が好き」という気持ちが大切です。

花は気持ちを落ち着かせたり、暮らしに元気を与えてくれたりするものです。またアレンジメントを作る過程も、花やグリーンの香りに癒され、心が穏やかになっていきます。特別な日だけでなく、毎日の生活の中でもっと気軽に花を楽しんでほしいと思います。

実践! 吸水スポンジを使ったフラワーアレンジ基礎講座!

1.アレンジする花材と必要な道具

<花材の種類と分量>
・メイン花材
として、一番好きな花を1種類決めます。
・サブ花材2種類決め、メイン花材と同じくらいの量をそれぞれ用意します。
・グリーン2種類決め、メイン花材の1/3くらいの量をそれぞれ用意します。

<花材>
今回は、こちらの花材を使ってアレンジしていきます。

  • メイン花材: バラ
  • サブ花材1: カーネーション
  • サブ花材2: スノーボール
  • グリーン1: ミスカンサス
  • グリーン2: ミント

1.アレンジする花材と必要な道具★花の選び方や合わせ方のポイント
花の色がきれいなグラデーションになるように意識して選ぶこと。そこにグリーンを合わせれば、生き生きとした組み合わせになります。花の種類を無造作に増やしてしまうと、それぞれは可愛いのに、合わせるとなんだか可愛さが半減…といった失敗に繋がります。最初に色やメインの花材を決めたら、ぶれないことが大切です。

<道具>
道具花器
初心者の方は、最初は小さめの花器(直径10cm前後)からスタートして、徐々に大きなサイズの花器にチャレンジしていきましょう。今回は直径9㎝の花器をご用意しました。

吸水スポンジ
100円ショップやホームセンター、ネットショップなどで簡単に購入できます。一般的に23cm×11cm×8cm程度の大きさのものが多く売られています。これを花器の大きさにカットして使います。

ワイヤー / セロハンテープ
花材の固定用

ハサミ
生花用のハサミ。キッチンバサミでもOK。

カッター
吸水スポンジをカットするカッター。文房具用のカッターでOK。

吸水用の容器
吸水スポンジに水を吸わせるための容器。カットしたスポンジ全体が沈む深さの容器を準備してください。

2.吸水スポンジのカットとセッティング

吸水スポンジを花器の大きさに合わせてカットし、水を含ませます。

  • 花器の口径を吸水スポンジに押し当てて印をつけます。
    • 1花器の口径を吸水スポンジに押し当てて印をつけます。
  • カッターの刃を目いっぱい出して、印を目安にカットします。
    • 2カッターの刃を目いっぱい出して、印を目安にカットします。
  • 4つ角を落とします。
    • 34つ角を落とします。
  • さらにできた角を落とし、さらに角をおとしていき、なめらかなカーブに仕上げていきます。
    • 4さらにできた角を落とし、さらに角をおとしていき、なめらかなカーブに仕上げていきます。
  • 高さは器よりも1cm程度低くカットします。
    • 5高さは器よりも1cm程度低くカットします。
  • 吸水スポンジが完全に沈むだけの水を張った容器に、静かに置きます。
    • 6吸水スポンジが完全に沈むだけの水を張った容器に、静かに置きます。
  • 上から押したりせず、自然に水を吸って、完全に沈むまで待ちます。
    • 7上から押したりせず、自然に水を吸って、完全に沈むまで待ちます。
  • ★無理に押すとスポンジの中の空気がうまく抜けず、内部まで吸水されなくなってしまいます。
    • ★無理に押すとスポンジの中の空気がうまく抜けず、内部まで吸水されなくなってしまいます。
  • 沈んだら取り出して花器にセットします。
    • 8沈んだら取り出して花器にセットします。

3.花材のアレンジ方法

花材をアレンジしていきます。

  • メイン花材のバラを挿していきます。まずは、バラの小さなトゲをハサミで取ります。ハサミの刃でやさしくこすり落とします。
    • 1メイン花材のバラを挿していきます。まずは、バラの小さなトゲをハサミで取ります。ハサミの刃でやさしくこすり落とします。
  • トップ(一番高い位置にくる花)の茎の長さは、器の高さ+3㎝ほどを目安にカットします。
    • 2トップ(一番高い位置にくる花)の茎の長さは、器の高さ+3㎝ほどを目安にカットします。 茎を短く切りすぎないように、茎の断面は斜めになるようにカットします。
  • メインのバラは一番高くなるポイントに挿しましょう。この時、吸水スポンジに3㎝程度入っていると、水を良く吸い持ちが良くなります。
    • 3メインのバラは一番高くなるポイントに挿しましょう。この時、吸水スポンジに3㎝程度入っていると、水を良く吸い持ちが良くなります。
  • ★アレンジの出来上がりがなだらかな山形のフォルムになるように、すべての花材を中心に向かって挿すことを意識します。
    • ★アレンジの出来上がりがなだらかな山形のフォルムになるように、すべての花材を中心に向かって挿すことを意識します。
  • 残りの3輪を挿していきます。トップのバラよりも短めにバランス良くカットし、器を回して、一面だけでなく、全体を見ながら配置します。
    • 4残りの3輪を挿していきます。トップのバラよりも短めにバランス良くカットし、器を回して、一面だけでなく、全体を見ながら配置します。
  • サブ花材1のカーネーションを間に挿していきます。トップの茎の長さは、器の高さ+3㎝を目安にカットします。バラが引き立つように低めに挿します。
    • 5サブ花材1のカーネーションを間に挿していきます。トップの茎の長さは、器の高さ+3㎝を目安にカットします。バラが引き立つように低めに挿します。
  • ★花材を挿すときは、茎が折れやすいので、花ではなく茎をもって挿しましょう。
    • ★花材を挿すときは、茎が折れやすいので、花ではなく茎をもって挿しましょう。
  • 周りに挿す残りの3輪はトップに挿した花よりやや短く、バランスを見ながらカットし、配置していきます。
    • 6周りに挿す残りの3輪はトップに挿した花よりやや短く、バランスを見ながらカットし、配置していきます。
  • サブ花材2のスノーボールを隙間に挿していきます。茎の長さは、トップに挿した花よりやや短く、バランスを見ながらカットします。
    • 7サブ花材2のスノーボールを隙間に挿していきます。茎の長さは、トップに挿した花よりやや短く、バランスを見ながらカットします。
  • 茎が柔らかいので、葉を落とし、ワイヤーを巻いて補強しましょう。ワイヤーを花の根元に通して半分に折り曲げ、折り曲げた片方を茎に添わせ、もう片方のワイヤーを巻きつけます。
    • 8茎が柔らかいので、葉を落とし、ワイヤーを巻いて補強しましょう。ワイヤーを花の根元に通して半分に折り曲げ、折り曲げた片方を茎に添わせ、もう片方のワイヤーを巻きつけます。
  • 平面的にならないようにする1つのテクニックとして、1輪挿したらその上にやや重なるように、さらに1輪と足していくと凹凸が自然に付けられ、モダンに仕上がります。
    • 9平面的にならないようにする一つのテクニックとして、1輪挿したらその上にやや重なるように、さらに1輪と足していくと凹凸が自然に付けられ、モダンに仕上がります。
  • 続いて、グリーン1のミスカンサスを配置します。5~6本を取り10cm程度の輪にして、セロハンテープまたはワイヤーで束ねて、カットします。これを2つ作ります。
    • 10続いて、グリーン1のミスカンサスを配置します。5~6本を取り10cm程度の輪にして、セロハンテープまたはワイヤーで束ねて、カットします。これを2つ作ります。
  • ミスカンサスは隙間を埋めるように2カ所に差し込み、動きを出します。
    • 11ミスカンサスは隙間を埋めるように2カ所に差し込み、動きを出します。
  • 最後にグリーン2のミントを挿します。茎の長さは、メインのバラより低く、サブのカーネーションよりは高くなることを目安にカットし、下葉は落とします。
    • 12最後にグリーン2のミントを挿します。茎の長さは、メインのバラより低く、サブのカーネーションよりは高くなることを目安にカットし、下葉は落とします。
  • ミントは隙間を埋めるように配置して差し込み、バランスを整えて完成です。
    • 13ミントは隙間を埋めるように配置して差し込み、バランスを整えて完成です。
大塚智香子さん プロフィール
フラワースクール「FLORAL NEW YORK」代表。短大でインテリアデザインを学び、卒業後フラワーアレンジメント、テーブルコーディネート、カラーコーディネートを習得。続いて調理師免許を取得。2003年 東京・広尾にフラワースクール「FLORAL NEW YORK」を設立。フラワーアレンジメントのみならず、テーブルスタイリングも数多く発表。各種イベントやプロジェクト、連載やコラム、企業タイアップなど、活動は多岐にわたる。おもな著書『FLORAL NEW YORK STYLE』。 「FLORAL NEW YORK」ホームページ: http://www.floralnewyork.jp/

大塚智香子

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