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素敵な笑顔をつくる!表情筋トレーニング~口角を上げてほうれい線を引き上げる・フェイスラインすっきり小顔効果~ 笑顔の専門家 内谷佐和子さん

今回は、素敵な笑顔をつくる表情筋トレーニングをご紹介します。このトレーニングは、口角が上がり、頬のたるみを引き上げて、ほうれい線の改善にも効果的です。毎日1セット、まずは1週間、行ってみてください。素敵な笑顔とスッキリした小顔に変わってきますよ。

素敵な笑顔をつくる!表情筋トレーニング~口角を上げてほうれい線を引き上げる・フェイスラインすっきり小顔効果~ 顔の専門家 内谷佐和子さん

※ 周囲に障害物がなく、足元が安定した場所で行ってください。

正しい笑顔は、口角ではなく頬を上げる!

正しい笑顔は、口角ではなく頬を上げる!私には、素敵な笑顔の定義があって、目が笑っている、口が三角、頬が上がっている、という3つです。ですがそういう笑顔ができている人は、なかなかいないです。笑顔をつくる時によく「口角を上げる」と言いますが、上がらなくて横に引いちゃう人が多いんです。そうすると結局、目は笑わないのでつくり笑顔になってしまう。正しくは「頬を上げる」なんですね。頬を上げると自動的に口角も上がります。目の下の筋肉も上がって目にも表情がつくので、顔全体で笑っている印象になるんです。

ご紹介しているトレーニングをやっていただくと、頬が上がりやすい方と上がりにくい方があると思います。それは噛み癖の影響が大きくて、頬が上がる方でだいたい噛んでいます。片側ばかりで噛んでいると、そちらばかり発達して頬が張ってきて、反対側は衰えてたるみ顔が歪んでくるんです。笑った時の口角の高さも違って、印象が悪くなってしまいます。表情筋トレーニングは、そうした口角の高さの差を揃えたり、顔の歪みを整えたりするのにもおすすめです。

“微笑み筋”を鍛えて、免許証の残念写真にサヨナラ!!?

“微笑み筋”を鍛えて、免許証の残念写真にサヨナラ!!?しゃべっている時も、写真のように止まっている時も、基本的に使う筋肉は一緒です。ただ、写真は一瞬なので、パッと笑顔をつくれる表情筋の瞬発力があればいいのですが、しゃべる時はその瞬発力プラス持続力が必要です。

すでに意識せずに笑顔でしゃべれている人は、小さい頃から無意識にその習慣があって、積み重ねがあるからできているのだと思います。ですがそうでない人は、トレーニングしないとなかなかできないですね。表情筋トレーニングを続けていただくと、瞬発力も持続力もついてきます。

運転免許証の写真など歯を見せて笑えない場合は、口を閉じたまま、怒られない程度に(笑)ちょっとだけ頬を上げる。表情筋の中に「上唇挙筋(じょうしんきょきん)」という、私は“微笑み筋”と呼んでいる筋肉がありますが、ここを上げる。すると、少し微笑んでいるように見えるので、ぜひやってみてください。

日々笑顔でいることも大切です♪

日々笑顔でいることも大切です♪ 最近では、リモート会議でモニターに映る自分の顔を見てゾッとしたと言って(笑)、レッスンに来てくださった方もいらっしゃいます。自分のしゃべる顔というよりも、聞いている時の顔が怖いと。自分の普段の表情を知ることは大切です。例えば、ぼーっとしている時や集中して仕事をしている時に、その顔を崩さずに鏡を見るんです。そうすると、私こんな顔しているんだって気づきます。あとは電車に乗っている時に窓に映った顔とか、街を歩いている時にショーウインドーに映った顔とか。とにかく鏡をいっぱい見てほしいですね。

それと、いい笑顔にするためには普段から笑うこと。きちんとした笑い方を知っていただかないとダメですが、笑っているとその表情筋が使われて鍛えられます。なので、どんどん笑顔が磨かれるんです。トレーニングも大事ですが、日々笑顔でいることもポイントかなと思います。

笑顔で人生のチャンスが広がる!

笑顔で人生のチャンスが広がる! 笑顔が素敵だと第一印象が良くなって、そこから人間関係も良くなる。写真写りが良くなる。女性であれば可愛くなる(笑)。講座を受けてくださった方を見ていて、特に女性は、笑顔が素敵になると本当に可愛くなるといつも思います。あとは人が寄ってくるとか。どんなに美人や美男でも、ツンとしていたら話しかけにくいですよね。ビジュアルが良くないといけないんじゃなくて、大切なのは表情の良さです。

それと第一印象が良いと、この人の話を聞こうかなって思ってもらえると思うんです。ですから営業さんだったら、この会社の話聞いてみようかなって思ってもらえる。恋愛であれば次につながるチャンスが増えますよね。実際に婚活中の受講生で、お見合いの申し込み件数が増えたという方がいらっしゃいました。なので私は、笑顔は人間関係の幅が広がる。プラス人生のいろいろなチャンスが広がると思っています。

実践!表情筋トレーニング

頬には、3本のサスペンダーと言われる頬をグッと持ち上げる筋肉があります。頬には、3本のサスペンダーと言われる頬をグッと持ち上げる筋肉があります。
小頬骨筋(口角から目尻につながる筋肉)、
大頬骨筋(口角から耳につながる筋肉)、
上唇挙筋(鼻の横、指1本外側、黒目の下の筋肉)です。
まずは、その3本をトレーニングします。

最後に口角を横にぐっと引く
笑筋(口角の横にある筋肉)をトレーニングしていきましょう。

表情筋のトレーニングを行う際のポイント
(1)姿勢を正す
(2)体はリラックス
(3)呼吸を止めない
(4)動かしている筋肉を意識する

1. 小頬骨筋(しょうきょうこつきん)のトレーニング

まず、口角から目尻につながる小頬骨筋のトレーニングです。
この小頬骨筋は、口角を斜め上に引き上げる筋肉ですので、笑顔づくりにはとても大切な筋肉です。

口を軽く閉じ、左側だけ口角を斜め上に引き上げます。頬にたこ焼きをつくるイメージ口を軽く閉じ、左側だけ口角を斜め上に引き上げます。頬にたこ焼きをつくるイメージです。
そのまま10秒キープします。
奥歯は噛み締めないようにしましょう。

ゆっくり自然な表情に戻します。

右側も同様に、口角を斜め上に引き上げます。右側も同様に、口角を斜め上に引き上げます。
10秒キープします。
口角から目尻の小頬骨筋をしっかり意識しましょう。
頬の筋肉が上がると同時に目の下の筋肉も持ち上がって、このように目が潰れるとOKです。

ゆっくり自然な表情に戻します。

この動きを左右10回ずつ行います。

笑った時に口角の高さに差がある人は、上がらない方のトレーニングを多めに行ってください。
口角の左右差は噛み癖などが影響しているのですが、このトレーニングはそうした頬の筋力の左右差も整えてくれます。

小頬骨筋を鍛えると、頬のたるみが改善され引き締められるので、リフトアップにもつながります。
フェイスラインもスッキリして小顔効果も期待できます。ほうれい線が気になる方にも、おすすめのトレーニングです。

表情筋を意識して適切な刺激を与えることで、弾力をキープして若々しいハリを保つことができます。

2. 大頬骨筋(だいきょうこつきん)のトレーニング

次は、口角から耳につながる大頬骨筋のトレーニングです。
口を大きく開けるので、顎関節症の方は、注意して行ってください。
この大頬骨筋が鍛えられると、口角がグッと持ち上がった大きな笑顔をつくれるようになります。

口角を引き上げながら、「あ」と大きく口を開きます口角を引き上げながら、「あ」と大きく口を開きます。口が、逆三角形のようになるのが理想です。

そこから両頬の外側を上げて、目を“眩しい”の目にして、頬と目の下の筋肉を上げていきますそこから両頬の外側を上げて、目を“眩しい”の目にして、頬と目の下の筋肉を上げていきます。
頬がピンと張ったところで、10秒キープします。
口角から耳につながる大頬骨筋を意識して行います。

ゆっくり自然な表情に戻します。

この動きを10回行います。

大頬骨筋は8割くらいの人が動かないと言われているので、顔の他の筋肉を使って上げようとする人がとても多いトレーニングです。口角から耳につながるラインをしっかり意識して、大頬骨筋を動かしましょう。
眉間や額にシワがよってないか、注意しながら動かしてください。

この大頬骨筋が鍛えられると、頬のシェイプアップや、疲れた印象を与える頬のくぼみのケアにも効果的ですのでしっかり鍛えましょう。続けることで、口角が上に引き上がり、若々しい印象が期待できます。

3. 上唇挙筋(じょうしんきょきん)のトレーニング

次は、鼻の横、指1本外側、黒目の下にある上唇挙筋のトレーニングです。
この上唇挙筋は、口を閉じて微笑む時に必要な筋肉なので、私は“微笑み筋”と呼んでいます。

割り箸の割れ目あたりを上下の前歯で軽く噛みますここから割り箸を使います。
割り箸の割れ目あたりを上下の前歯で軽く噛みます。

笑顔をつくるように、頬の上部を引き上げます笑顔をつくるように、頬の上部を引き上げます。
黒目の下、鼻の横、指1本分外側の上唇挙筋を意識しましょう。
そのまま10秒キープします。

ゆっくり自然な表情に戻します。

この動きを10回行います。

上唇挙筋も上がりにくい筋肉なのですが、割り箸という補助具を使うことで上げやすくしています。
割り箸は補助具なので、軽く噛んでください。いずれは割り箸なしで上げられるようになっていただきたいので、割り箸に頼りきらないようにしましょう。

上唇挙筋を鍛えることで、自然に口角が上がるようになり、口を閉じている時も口角が上がって優しい印象になります。また、頬のたるみを引き締めるとともに、立体的で引き締まった小顔づくりにも役立ちます。

4. 笑筋(しょうきん)のトレーニング

最後は、口角の横にある笑筋のトレーニングです。
この笑筋を鍛えると、上の歯がしっかり見える笑顔がつくれるようになります。
みなさんは笑顔をつくると、上の歯が何本見えますか?
8本は見せたいので、この笑筋を鍛えて、一瞬で8本、見せられるようにしましょう。

口を軽く閉じ、口角の横にある笑筋を意識します口を軽く閉じ、口角の横にある笑筋を意識します。

口角を真横に引きます口角を真横に引きます。
奥歯は噛み締めないように。
そのまま10秒キープします。
頬の筋肉を使うと上に、アゴの筋肉を使うと下に引っ張られるので、頬やアゴの力は使わず、真横に引きましょう。

ゆっくり自然な表情に戻します。

この動きを10回行います。

笑筋を鍛えると、口元から頬にかけての、たるみのケアにも効果的です。しっかり口角を真横に引いてフェイスラインも引き締めましょう。

今回、お伝えした表情筋トレーニングをしっかりやると、目や口などのパーツがはっきりしてきて、自然の美しさに近づけることができます。さらに、このトレーニングで素敵な笑顔がつくれるようになるだけでなく、表情が豊かになります。

内谷佐和子さん内谷佐和子さん プロフィール
笑顔の専門家・フリーアナウンサー
フリーアナウンサーとして駆け出しの頃、できなかった笑顔を指摘され克服した経験を活かし、個人や企業で笑顔講師として活躍中。
2022年3月に電子書籍『勝てる笑顔~一瞬で惹きつける笑顔の法則~』を出版。Amazonカテゴリー「ビジネスマナー」で売れ筋ランキング1位となる。

‐免責事項‐
ご紹介しているメニューにつきましては、効果を保証するものではありません。
また実施する際は、ご自身で体調管理のうえ、無理をせず行ってください。
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