首まわりのシワやたるみ、さらに顔のむくみやくすみは、見た目年齢を左右するため多くの女性を悩ませていることでしょう。そこで、ツボ押しやストレッチも組み合わせた、自分でできるデコルテまわりのマッサージで、これらの悩みや肩こりや首こりといった不調も和らげましょう。
「年齢は首に出る」などと言われますが、これは人がシワによって年齢を判断してしまう意識があるからではないかと思います。特に、目や口、首まわりはシワができやすく、また目につきやすい場所でもあります。
首に関して言うと、加齢によるお顔のたるみが、首もたるませてシワの原因になります。また猫背など前かがみの姿勢によって首にシワができてしまうケースもあります。
デコルテのマッサージは、老廃物が流れたり血流が促されたりするので、
肩や首のコリにおすすめです。むくみや血行不良によるくすみもやわらぎ、お顔の色が明るくなってきます。またツボへの刺激やストレッチによって、お顔のたるみが引き締まってくると、首のたるみも締まってきて、首のシワのケアにもおすすめですね。
今回はマッサージとストレッチ、ツボ押しを組み合わせたメニューをご紹介しています。マッサージだけでも十分ですが、ストレッチで筋肉を柔らかくすることで血流が促され、より効果UPが期待できます。ツボへの刺激は、身体の内側にアプローチして根本的な体質改善につながっていくと、東洋医学では考えられています。お顔のツボは、皮膚が少し凹む程度を目安に、強く押しすぎないように注意してください。ツボの位置はあまり厳密に考えずリラックスして行いましょう。
また笑顔を作ることは、ポジティブな気持ちを呼び起こしてくれますので、ぜひニッコリ微笑みながら行ってみてください。深呼吸も大切なポイントです。深呼吸をすることで胸郭が広がり、それだけでもリンパが流れやすくなります。ストレッチのつもりで、ぜひ日常生活の中でも深呼吸を取り入れていただきたいですね。
一方、メニューを行った後は、リンパの流れが良くなるので、必ず水分補給をしてデトックスしましょう。
ご紹介しているメニューは、1日2回、朝晩に行っていただくのが最適です。特に夜に行うと、眠っている間のお肌のターンオーバーを正しいリズムに整えてくれます。また横になっている方が、リンパや血液が流れやすくなるので、老廃物が流れて翌朝スッキリすると思います。マッサージによるリラックス効果で、心地よくお休みいただけるというメリットも期待できます。お風呂に入って身体が温まった状態で行うとなお良いですね。お風呂の中で行うのもいいでしょう。
まずは2週間、続けてみてください。個人差はありますが、変化を感じられるようになります。続けるコツは、出勤前のお化粧の時や入浴後に、化粧水をつけながら行うなど、生活習慣の中に取り入れて「ながら」で行うことです。
サロンでマッサージを受けたお客様からは、「フェイスラインがスッキリして顔が小さくなった」、「顔色が明るくなった」、「肩や首まわりが軽くなった」といったご感想をいただきます。ただし、続けないと元に戻ってしまいますから、継続することを忘れないでください。
まずは肩こりや首こりにおすすめのメニューを3つご紹介します。
デコルテまわりをほぐし、血液やリンパの流れを促進すると、顔のむくみやくすみのケアにもなります。
1.最初に、血液とリンパの流れを促進するマッサージです。
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- 1左手で右の脇をつかみます。3回ぎゅっと握ります。
- 2続けて、脇をつかんだまま、腕を後ろに3回まわします。
- 3今度は、左手の人差し指と中指で、右の鎖骨を挟み、内側に向かって3回さすります。
①~③を反対も同様に行います。
2.次に、首まわりの筋肉をほぐします。
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- 1左手の人差し指と中指で、右耳の下のくぼみにある「天容(てんよう)」のツボを息を鼻から吸って、口から吐きながら、3秒、3回押します。
- 2続けて薬指と小指も添えて、深呼吸をしながら、鎖骨の際の「欠盆(けつぼん)」のツボまで3回撫で下ろします。
- 3さらに4本の指を鎖骨の上に置き、内側に向かって3回さすります。
①~③を反対も同様に行います。
3.最後に、肩のコリをほぐします。
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- 1右手を腰に当てます。左手の中指と薬指を、右の肩の真ん中あたりの筋肉が一番盛り上がっているところにある、「肩井(けんせい)」のツボに当てます。
- 2息を鼻から吸って、口から吐きながら、肩井をグーッと押して、肩を3回まわします。3回目は少し強めに肩井を押しましょう。
①~②を反対も同様に行います。
次に、首のシワをケアするメニューです。ツボを刺激してリンパの流れを促進しながら、首の筋肉をストレッチして首やフェイスラインをスッキリさせましょう。
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- 1あごの中心から1cmほど右側にある「夾承漿(きょうしょうしょう)」のツボに、右手の人差し指を当て、親指を添えてあごの骨を挟みます。左手の人差し指を、右の鎖骨の際にある「欠盆(けつぼん)」のツボに当てます。
- 2左手はそのまま。右手は、あごの角から少し内側、歯を食いしばった時に出る筋肉の真ん中あたりにある「頬車(きょうしゃ)」のツボに向かってスライドさせます。この時、ニッコリと笑顔をつくり、鼻から息を吸って、口から吐きながら、ゆっくり上を向きます。
これを3回繰り返します
- 2左手はそのまま。右手は、あごの角から少し内側、歯を食いしばった時に出る筋肉の真ん中あたりにある「頬車(きょうしゃ)」のツボに向かってスライドさせます。この時、ニッコリと笑顔をつくり、鼻から息を吸って、口から吐きながら、ゆっくり上を向きます。
①~②を反対も同様に行います。
最後に、フェイスラインに的を絞ったマッサージで、さらに顔のむくみやくすみをケアして、小顔を目指しましょう。
1.まず、首まわりの血流を促進します。
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- 1左右の人差し指と中指で、それぞれ、左手は右耳の下のくぼみにある「天容(てんよう)」を、右手は右耳の下から首筋に走る筋肉の後ろ側、のど仏の高さにある「天窓(てんそう)」のツボを押さえます。
- 2右手はそのまま。ニッコリと笑顔をつくり、鼻から息を吸い、口から吐きながら、左手を3秒かけて1cmほど斜め上に引き上げます。これを3回繰り返します。
①~②を反対も同様に行います。
2.続いて、フェイスラインを引き上げるストレッチです。
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- 1左手の人差し指で、あごの中心から1cmほど右側にある「夾承漿(きょうしょうしょう)」のツボを押さえ、親指を添えてあごの骨を挟みます。 右手の人差し指で、あごの角から2cmほどあご先にある「大迎(だいげい)」のツボを押さえ、親指を添えてあごの骨を挟みます。
- 2左手はそのまま。ニッコリと笑顔をつくり、鼻から息を吸い、口から吐きながら、右手を3秒かけて1cmほど斜め上に引き上げます。これを3回繰り返します。
①~②を反対も同様に行います。
- 山本莉菜さん プロフィール
- 鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師。「美容鍼サロン ブレア元町」勤務。
将来を模索中に、東洋医学を取り入れた治療法で、スポーツ障害はもちろん、体を元気に肌も綺麗にできる美容鍼灸に出合う。元々大好きだったオイルマッサージも取り入れた施術に、これだと運命を感じ、認定美容鍼灸師のライセンスを取得。沢山の笑顔と幸せを提供できる治療家を目標に、施術を通して美と健康のサポートをする一方、サロンの上田院長とともに専門家育成活動にも力を注いでいる。ブレア元町院長 上田隆勇氏の最新刊『たるみ・シワ・小顔に効く!リンパ顔ツボマッサージ』(ぶんか社)が好評発売中。
「美容鍼サロン ブレア元町」ホームページ:http://www.iblea.co.jp/
‐免責事項‐
ご紹介しているメニューにつきましては、効果を保証するものではありません。
また実施する際は、ご自身で体調管理のうえ、無理をせず行ってください。
ケガ・体調不良などにつきましては、当コンテンツ制作者は一切の責任を負いかねます。