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東洋羽毛スペシャリストインタビューご活 の有名人
の方に睡眠と健康、ライフスタイルについてお聞きしました。

1日のアクセス数は7000以上。人気ブログランキングでNo.1を獲得、今春には書籍化もされ、新聞各紙で注目を浴びた絵日記ブログ『めぐろのY子より』。
「泣ける」「笑える」「癒される」と、多くの人の共感を呼ぶブログの筆者は、東京目黒で働くデザイナー兼イラストレーターのY子さん。人気ブログの舞台裏は?その背景にある思いを語っていただきました。

また、現在モニターとしてお使いいただいている東洋羽毛の3つの枕についてのご感想も伺いました。
(取材:2010.7)

書籍化もされ、ますます大人気のブログ。始められたきっかけは何ですか?
どうしてこんなに読者が増えたのでしょう?

デザイナー・イラストレーター めぐろのY子さんブログを始めたのは3年前。きっかけは7年前、脳梗塞で半身が不自由になった母に書き始めた絵手紙です。人一倍行動的だった母が、病気の後遺症ですっかり元気をなくし家にこもりがちになってしまったんです。

その母に何とか心からの笑顔を取り戻してもらおうと、自分の日常をマンガにして週に3回くらい実家に送っていました。元々おっちょこちょいな私、日常はネタの宝庫ですから(笑)。母もとても喜んでくれて、わざわざお友達に見せに行ったりしてたようです。

その絵手紙を私の会社の社長が見つけて「これ面白いからブログにしてみたら?」と提案してくれたのが始まりです。でも、最初は読者なんて1日に1人か2人。そのうち、当時大ブームだったエクササイズの体験記が反響を呼んだり、人気ブロガーさんが紹介してくださったりで、一気にアクセスが増えました。

ブログをやっていて良かったと思われたことは、どんなことですか?

デザイナー・イラストレーター めぐろのY子さんブログをやって気づいたのは、自分はなんて小さな固定観念の中で生きていたんだろう?ということ。見てくださってるのは、高校生から60代まで、さまざまな職業、全国各地に住んでらっしゃる方たち。中には外国に暮らす日本人の方もいらっしゃいます。

そんないろんな方たちが「私はこんな経験したよ」「私はこう思う」「あれはウケたね!」と、コメントをくださる。自分では思いもしなかったような角度からたくさんの声を頂くんです。今では、WEB上だけでなく、読者の方が集まるイベントにまで発展し、すっかり”お友達の輪”が広がっています。これまで接点もなかったような方たちとのふれ合いで、私自身、視野が広がり、たくさんの感動や勇気、成長の糧を頂いています。

でも、やはり最高に嬉しかったのは、この春ブログが本になった時、母が言った一言。「私、生きてて良かったんだね」という言葉でした。「病気をして、家族の足手まといになって、本当は身の細る思いだったけど、自分の病気がきっかけでこんなに多くの方に喜んでいただけるなんて…」と。

今まで家族みんながいろんな形で伝え続けてきた「お母さんが生きててくれるだけで嬉しいんだよ」という気持を、母がしっかりと受け止めてくれた気がして…。もう涙が止まらなかったですね。

日常の何気ない出来事、辛いことさえ、笑いや感動に変えてしまうY子さん。
日頃は何を考えていらっしゃるのでしょう?

デザイナー・イラストレーター めぐろのY子さん基本的に「面白く生きていきたい」と思ってます(笑)。母も面白いこと大好き、イタズラ好きな人なので、そのDNAかも知れませんね。

家族の病気もそうですが、やっぱり生きてれば辛いことも起きますよね。でも、そんな時「ああすれば良かった」と悔やむより、まずは、その状況を自分の辛い気持も含めてちゃんと受け止めてみる。そして、早めに受け入れたうえで「で、どうする?」って対処法を考える。そうやって前を向いていると、少しでも心に余裕が生まれますよね。そしたら「じゃ、この状況も何か面白い角度から見られない?」って、すかさず考えるんです(笑)。

毎日ブログを書いてて実感したんですが、「何か面白いことないかな?」といつも思ってると、本当に面白いことがどんどん寄って来るんです!反対に不満ばっかり言ってると、つまらないことが寄ってくるんじゃないでしょうか。だから、TVでも暗いニュースはできるだけ見ない!日常でも暗いムードには必要以上に引きずられないようにしています。

仕事、家事、ブログ更新…とお忙しいと思いますが、続けていくコツは?
健康維持に気をつけてらっしゃることはありますか?

デザイナー・イラストレーター めぐろのY子さん時間のやり繰りは確かに大変ですね。仕事が深夜に及ぶと、夜中11時くらいからブログを書き始めることもあります。でも、どうしても「早く伝えたい!」と思う面白いことがあると、仕事中に書いてしまうことも…(笑)。その方が、後の仕事の効率もいいので。

ただ時間的には大変でも、ブログを書くのは本当に楽しいので、ストレス解消にも役立ってる気がします。自分に起こる出来事を客観的に捉えられるのが、精神衛生上いいみたいですね。

健康面では、充分な睡眠、バランスのいい食事、体を冷やさないという3点を大事にしています。睡眠時間は最低でも7時間。食事は玄米と味噌汁、根菜類をちゃんと食べる。風邪を引きやすいので、保温を含め体調管理には気をつけています。

家事については、かんちゃん(夫)の協力が大きいですね。最近、料理もどんどん上手になってくれて(笑)…感謝してます!

睡眠を大事にされているんですね。
東洋羽毛の3種類の枕をモニターいただいていますが、使い心地はいかがでしょうか?

デザイナー・イラストレーター めぐろのY子さん3つの枕は、それぞれに特徴があってどれも捨てがたい感じですね。どれが自分にいちばん合うのか、今、かんちゃんと順番に使ってみています。残念なことに、眠ってる間はどんな風にいいか分かりませんが、枕ひとつで朝の目覚めがこんなに違う?という感じ。

『コンフォートピューティ』は、頭が正しい位置にピタッっと納まるので、安心感があって心地いいですね。寝つきが悪く眠りが浅い私でも、朝までぐっすり。夢を見る回数が減った気がします。

かんちゃんのお気に入りは『ダクロンQD パイプ枕』。かなりの汗っかきなのに、朝までサラッとした感触で涼しく眠れるのがいいようです。

『羽根枕』は、蒸れないし、ほどよい弾力が魅力。お姫様気分で眠れるのが嬉しい!(笑)。掛け布団は、結婚の時かんちゃんのご両親がプレゼントしてくれた羽毛布団を今も使っていますが、やっぱりいい物は手放せなくなりますね。

私、寝るのが好きなので、お布団も大好きなんです(笑)。寝具に求めるのは包容力。毎晩巣に戻るような感覚でお布団に入るので、とにかく”きもちいい”というのがポイント。これを機会に、明日の元気をくれる最適な枕を選びたいと思います。

ご自身が描かれるマンガの主人公よりずっと美しい印象のY子さん。でも、お話はやっぱり、笑いあり、涙あり、不思議な話あり…。初対面であることもすぐに忘れてしまうような親しみやすいお人柄は、ブログのY子さんそのまま!何時間でもお話していたくなる楽しくて素敵な女性でした。因みに、今回の取材時のエピソードもブログでご紹介いただいています。
こちら>> http://ykomeguro.blog84.fc2.com/blog-entry-628

【プロフィール】 デザイナー・イラストレーター/めぐろのY子さん
多摩美術大学日本画学科卒業。東京目黒のデザイン事務所で働く傍ら、女子高の講師としてデザインの指導も行う。離れて暮らす車椅子の母を笑わせようと描き始めたマンガを、2007年2月『めぐろのY子より』という絵日記ブログとして連載開始。FC2★ブログランキングの絵日記部門で1位を獲得。愛称「Y子」は、幼い頃、母が持ち物に姉「Y子」、弟「Tヤ」とイニシャルを入れて識別したことに由来する。2010年3月、『ハハ、お元気ですか めぐろのY子より』を出版。

ブログ『めぐろのY子より』 http://ykomeguro.blog84.fc2.com/

デザイナー・イラストレーター めぐろのY子さん