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東洋羽毛スペシャリストインタビュー ご活躍の有名人の方に睡眠と健康、ライフスタイルについてお聞きしました。

今回のゲストは、女性の美と健康について語らせたら右に出るものはいないとも言われる『日経ヘルス』の編集長、藤井省吾さん。自ら執筆されるブログのタイトルは、なんと「”ヘルシー美肌”の伝道士が行く!」。確かに、ご自身のお肌もツヤツヤ・・・

“サプリメントブーム”や”しょうがブーム”の火付け役でもある藤井さんの頭の中は?気になるトレンドから、賢い情報の選び方、日常の美容法まで、たっぷり語っていただきました。

なぜ、男性の身で「ヘルシー美肌の伝道士」になられたのでしょう?

タレント 藤井省吾さんまず、誤解のないように申し上げておきますね。「美肌の伝道士」というと、「私=美肌の教祖」のように思われがちですが、そういう意味ではありません(笑)。美肌のことを情熱を持って研究されている方々やその方法・技術をお伝えする「伝道士」ということですね。

私は91年から記者として『日経メディカル』という雑誌で皮膚科を担当していました。その流れで98年『日経ヘルス』へ移ってからも、男性としては珍しくずっと美容担当だったんですね。それで、取材してる以上は、先生方が肌にいいと言われることは自分でも試してみたい。紫外線カットだ!保湿だ!そんな生活を約20年続けてきたわけです。

そのお陰でしょうか、今45歳なのですが、肌をチェッカーで計ってみると、見た目年齢は35歳。なんと10歳も若い!(笑)。皆さんにお伝えしてきたことを、自ら実証する形にはなっていると思います。

世界各国を取材されて印象に残っていらっしゃることは?国によって美容に対する感覚の違いはありますか?

一番印象深かったのは、99年~2000年頃、アメリカで新薬や光療法などによるレジュヴェネーション(若返り)の新技術を取材したことです。それまで化粧品に頼っていた美肌を、医療技術が可能にしてくれる。「これは変わる!」と感じた、その衝撃は今も忘れません。

国による違いで言えば、やはりアメリカは、若い=ベストという感覚。フランスは、年齢を重ねる=教養を重ねるという文化なので、見た目のエイジング(加齢)に対しても許容度が高いですね。

日本の特徴は”顔だけキレイ”の文化。その典型がプリクラです。美肌、デカ目、まつ毛強調、いろんなモードで顔を作るでしょ。あの感覚です。でも、これは健康美的な視点から見るとちょっと危険!例えば、美容医療でシミやシワを消し、どんなに若いファッションをしても、体のフォルムが老けていたら台無し!”若い”というより”若づくり”ですよね。つまり、カラダごとキレイにならなければ意味がない。そのことに、もう女性たちも気づき始めた。「カラダ全体キレイに」という流れが2007年頃から始まっています。

因みに、カラダの若さを保つためには、肩甲骨を寄せて正しい位置にキープすること。顔については、リンパの流れを促すマッサージなどがおススメ。私たちは、そういった”素のままで美しくいられる”ための情報を発信しています。

溢れる美容・健康情報の中から、ほんとうに役立つ情報を選ぶコツは?

雑誌にしろ、テレビにしろ、まずは、それがどんな人に向けられた情報か?ということを見極めてください。残念ながら、万人共通に役立つ健康情報というのはあまりありません。年齢、性別、生活パターン、体質などによって違ってくるからです。

雑誌について言えば、今は読者層を分けたいろんな雑誌が出ているので、自分に合ったものが選べると思います。例えば弊社のものなら、20代~40代の働く女性向けの『日経ヘルス』、その上の年齢層で専業主婦の読者をイメージした『日経ヘルス・プルミエ』、40代男性を中心読者に据えた『ヘルス・フォーメン』といった具合です。

また、情報を選ぶためにも、食事や運動量、カラダの状態など、自分自身について客観的に知っておくことが大切です。例えばダイエット。一般的には、とにかくカロリーを抑える方向に走りがちですが、これがけっこう危険!栄養バランスを考えないと、カラダも肌もボロボロになってしまうんです。特に、今の20代~30代には鉄や亜鉛など健康維持に欠かせない栄養素も不足してる人が多い。そこで、私たちは卵の摂取をすすめています。でも、コレステロールが気になる40代以降の人には、また別の方法が有効ですよね。自分に合った方法を見極める必要があるんです。

睡眠については、読者からどんな悩みが寄せられますか?

ちょうど『日経ヘルス』の12月号は「睡眠」を特集しています。働いてる人が多い本誌読者さんの悩みは、やはり「睡眠時間が短い」が一番ですね。平均は6時間くらいですが、就寝時間は夜12時台より1時以降の方が多く、起きる時間は7時台より6時台の方が多くなっています。

また、「深く眠れない」「夜中に目が覚める」といった睡眠の質についての悩みも多い。あと、とても多いのが「冷えて眠れない」という人。仕事で緊張するし、通勤でも冷えるし、慢性的な血行不良が不眠につながっているんですね。

冷えが気になる人には、入浴前に湯たんぽを膝に乗せて温める方法があります。また、昼間の緊張がなかなか取れない人には、帰ったら照明を落としたり、パソコンや携帯の明るい画面を見ないなどの工夫をおすすめしています。

私自身も、寝る前30分はサングラスを掛けて過ごします(笑)。人は、年齢を重ねると自律神経の切り替えも遅くなりますからね。積極的に眠りに入る準備をすることが、いい睡眠につながるのではないでしょうか。

今後、美容・健康の流れはどうなっていくのでしょう?2011年のトレンドを予測していただけますか?

大きな枠で言うと、2007年頃から始まった”全身美容”の流れが、今後は”心身美容”へと移行していくと思います。どんなに見た目の若さや美しさを追求しても、自分の心が満たされていなければ意味がない。人からどう見られるかより、自分自身のために健康でいたい。そう思う人が増えているんですね。これは、世界的な流れでもあり、確実にそちらへ向かっています。

具体的な例を挙げると、自分のお腹を触って内臓を感じてみるというようなワークショップが人気を呼んだりしています。思考をする大脳からではなく、もっと本能的な脳の統制下にある自律神経のルートからカラダにアプローチしてみようというような…。

小さな枠で言うと、来年も今年に引き続き「カラダを温める」ものは流行ると思います。
今年のトレンドは「しょうが」や「プチトレーニング」でしたが、血流をアップしてキレイになれる全身運動などは人気が出るでしょうね。

国境を超え、時代を超え、医療と美容の壁を超え…美と健康の世界を縦横無尽に語られる藤井さん。 その見識の深さ、トークの熱さは、まさしく「伝道士」!日焼け止め、CoQ10、マルチビタミン&ミネラルのサプリメントを欠かさないというご自身の美肌の秘密も教えてくださいました。

【プロフィール】 『日経ヘルス』編集長/藤井省吾さん
1965年鹿児島県生まれ。東京大学農学部卒業。同大学院農学系研究科終了、農学博士。91年日経PB入社。『日経メディカル』の記者として、ヘリコバクター・ピロリ菌感染症やC型肝炎など疾患概念が大きく変わる節目に特集を企画・取材・執筆。また、皮膚科学分野も重点的に担当。98年『日経ヘルス』に移動。08年より同誌編集長。同誌では皮膚科学に基づくスキンケア特集やコスメ特集を担当。CoQ10、αリポ酸などサプリメント登場の特集記事も担当し、サプリブーム、解毒ブームに関わる。最近では”ショウガの効能”を紹介しブームの火付け役になる。
日経新聞電子版ライフ・ヘルスで 「日経ヘルス編集長 藤井省吾の『健康時評』」を連載