東洋羽毛工業 ピヨ丸ぐっすり.com

羽毛ふとんのパイオニア 東洋羽毛工業が提供する睡眠情報サイト

  • tweettweet
  • tweetシェア
  • 美活お役立ち動画 - 快眠・健康・美容・暮らしのコンテンツ
  • スペシャリストインタビュー
  • ぐっすりライブラリー - 眠りの博士たちが快適な眠りとライフスタイルをサポート
  • ピヨ丸の癒し広場 - マンガや心理診断

睡眠博士のぐっすり眠りなサイエンス

 » 肩こりや腰痛にお悩みの方の寝具選び

デスクワークや立ち仕事といった、同じ姿勢を続けることからくる、肩こりや腰痛にお悩みの方は多いのではないでしょうか? 改善には適度な運動が一番だと思いますが、寝具を見直してみることもおすすめです。そこで肩や腰の痛みと寝具について、お話しましょう。

解説者プロフィール
あったか羽毛博士こと佃 光明
東洋羽毛工業株式会社 CS推進部カスタマーサービス室所属
日本睡眠環境学会理事、睡眠環境・寝具指導士、日本羽毛製品協同組合技術委員・羽毛製品アドバイザーの資格を持ち、羽毛の性能研究、羽毛の品質管理、お手入れ方研究など、ひたすら羽毛の研究を続けてきた羽毛博士。今は、その知識を活かしお客様のご相談にのってます!

「好きな寝具」と「合う寝具」は同じではない

「好きな寝具」と「合う寝具」は同じではない肩こりにお悩みの方は、まずは自分に合った高さの枕を選ぶことです。高さがフィットしていないと、首が曲がり過ぎたり、逆に伸びてしまったりして、肩に痛みが出る原因になります。

腰痛に関しては、敷きふとん(マットレス)がやわらかすぎて、寝た時に腰が沈み込むことが一因として挙げられます。立って「気をつけ」をした状態を、そのまま寝かせたような寝姿勢を保てる、敷きふとんと枕の組み合わせが理想です。

また「好き」と「合う」は、必ずしも同じではありません。例えば高い枕が好みの方でも、低いものに替えてしばらく使ってみたら案外よく眠れるようになった、といったケースもあります。自分に合った寝具は、寝返りがスムーズになる、目覚めが良いなど、何か違いが出てくるものです。睡眠中の使い心地は自分では確認できませんから、目覚めた時の感覚をチェックしてみてください。

新しい枕は、3カ月は使ってみよう

枕は高さとともに、やわらかさも多種多様ですが、横になった時にどれくらいの高さまで頭が沈むかがカギになってくるので、やはりポイントは高さなんです。細い方はさほど高さは必要ありませんが、体格のいい方や太めの方は、体の厚みをカバーできる高さが必要になります。

新しい枕は、3カ月は使ってみようもし枕を替えた時に合わないなと感じても、少なくとも3カ月は使い続けてみてください。それ以前に使っていた枕に体が慣れている状態では、どんな枕も最初は違和感があります。新しい枕に体が馴染むまで、しばらくは我慢して使ってみてほしいですね。

また、昔から使っている枕が、合わなくなってきたと感じることがあります。これは枕自体のヘタリに加えて、加齢による自身の筋力低下も関係しています。筋力が落ちてきて、高い枕による首の落ち込みを支え難くなってきた方は、低めの枕に替えるなど、年齢に応じた枕選びをしていただくことも大切です。

筋肉が少ない方はやわらかめの敷きふとんを

枕と同じく敷きふとんも、筋肉量や体型によって適したものが変わってきます。硬めの敷きふとんは、体圧(体重による圧力)を分散しにくく、肩や腰に負担がかかりやすくなります。筋肉が十分にある方は体に弾力性があるので、多少硬めでも大丈夫なのですが、高齢者など筋肉が少ない方は適度なやわらかさがあるものがいいでしょう。

筋肉が少ない方はやわらかめの敷きふとんをまた華奢な方も、硬いと肩や腰の骨が当たって長く寝ていると痛みを感じることがあるので、やわらかめがおすすめです。

お子さんは基本的に体に柔軟性があるので、どんな敷きふとんでもそれなりに適応して眠れてしまうのですが、やわらかすぎるものだけは避けましょう。最初にお話したとおり、腰が沈み込んで将来的な腰痛の原因になる可能性があります。

三層構造の敷きふとんで心地よい眠りを

東洋羽毛の敷きふとんは、基本的に三層構造です。一番上の層は、直接的に敷きふとんの質を感じるところで、東洋羽毛ではもちろん羽毛を使って吸湿発散性・保温性を活かしています。中間層が体を支えるところで、少し硬めの芯になる素材が使われているのですが、この二層だけでは寝心地が硬く感じてしまうので、一番下にもう一層加えています。

体からもっとも離れている層が、寝心地の硬さ・やわらかさを左右するというのは、意外かもしれませんね。船を想像してみてください。多少硬めのシートでも、穏やかな海の上では、波に揺られて心地よく感じませんか?この海にあたるのが、三番目の素材だと思ってください。寝返りをしても、海のようにゆったり動きを受け止めて、眠りをサポートしているのです。

ご利用の敷きふとんが少し硬い(またはやわらかい)と感じたら、敷きふとんの下に一枚やわらかめ(硬め)のマットを敷いてみてください。

冷えも禁物!枕やマットレスの使い方に一工夫

冷えも禁物!枕やマットレスの使い方に一工夫最後に、体を冷やさないことも肩こりや腰痛のケアには大切です。小さな枕に頭だけがポンと乗っている状態だと、首周りに隙間ができて空気が通り抜けていきます。すると冷えて血行不良を起こし、肩こりになることもあるのです。

その点、羽根枕はやわらかいので肩口までたっぷり体を預けた状態で眠れますし、羽根は発散性にも優れていますから、汗やムレを逃がしやすいという利点もあります。

一方、最近はベッドをご利用の方も多いと思いますが、マットレスは内部に空洞があるので寒く感じる方もいらっしゃいます。そんな時はぜひ羽毛のベッドパッドを敷いてみてください。腰痛も血行不良が一因ですから、血液循環を促すうえでも、寒さ対策は重要です。冬はもちろん、夏場もクーラーの風で体が冷えてしまうことがあるので注意しましょう。

東洋羽毛では、羽根枕の寿命は約5年、敷きふとんの寿命もやはり約5年ほどと考えています。このくらいで元の高さは再現できなくなります。女性が使うか男性が使うかによって大きく変わりますし、その他いろいろな条件によって差がでますが、いずれにせよほぼ毎日使うものなので、実はどちらもそんなに長くはありません。ですが実際には、それほど頻繁に買い替える方は少ないと思います。だからこそ買い替える時には、ご自身の体調や年齢も踏まえて、どんな寝具が適しているのかをしっかり見極めて選んでいただきたいと思います。

睡眠博士のぐっすり眠りなサイエンス」でも、目覚めの体の痛みと寝具の関係を解説していますので、そちらもぜひ参考になさってみてください!