羽毛ふとんのパイオニア 東洋羽毛工業が提供する睡眠情報サイト
  • 東洋羽毛公式SNS|X(旧Twitter)
  • 東洋羽毛公式SNS|Instagram
  • 東洋羽毛公式チャンネル|youtube
美容と睡眠
コラム

美容コンサルタント美羽Miu

vol. 15寝起きの肩こりの原因は?

朝目が覚めて、布団から起き上がったとたんに「肩こり」を感じることはありませんか? 朝一番にそうした症状が出ると、気持ちまで落ち込んでしまいますよね。
寝起きの肩こりの原因は、日常のちょっとした過ごし方に隠れていることもあるのです。


寝起きの「肩こり」主な原因はコレかも

あなたの中にも2種類の体内時計がある 目が覚めてすぐに「肩がこる」といった不調を感じることがありますよね。その原因は次のようなものかもしれません。

寝起きの「肩こり」主な原因は…

1.寝ている間に脱水症状を起こしている
2.歯ぎしりをしている
3.ストレスが溜まっている
4.寝室が冷えすぎている
5.寝具(枕やマットレス)が合わない

こうした状態に心当たりはありませんか? これらは、寝起きの肩こりを引き起こす原因として多いものです。

これらが原因の場合の肩こりを予防するためには、どうしたら良いのでしょうか? 次の章で、具体的に解説しましょう。


寝起きの「肩こり」を予防する5つのポイント

あなたの中にも2種類の体内時計がある 寝起きのイヤ〜な頭痛・肩こりを予防するためには、「日中の過ごし方」や「寝室・寝具などの環境」を整えることが大切です。具体的には、次のポイントを押さえましょう。


(1)寝る前にコップ1杯の水を飲む

肩こりの原因として意外なのが、体の水分不足です。人間は、一晩にコップ1杯分(約200ml)の水分を失うと言われています。水分が不足すると血流が悪くなり、筋肉に充分な栄養と酸素が行き届かななくなるおそれがあります。筋肉に溜まった老廃物もスムーズに排出されなくなり、肩こりが起こりやすくなってしまいます。

水分の不足による肩こりを防ぐために、毎晩寝る前にコップ1杯の水を飲む習慣を試してみてください。

(2)いびき・歯ぎしりの対策をする

家族から、いびきや歯ぎしりを指摘された経験はありませんか?

大きないびきは、呼吸の通りが悪くなっていることが主な原因です。呼吸の通りが悪い分、体は酸素を求めてより力を入れて呼吸をしようとします。肩などに余計な力がかかるため、肩こりの引き起こすおそれがあります。
また、歯ぎしりにも要注意。歯ぎしりしているときは、奥歯をギュッと噛み締めています。首から肩にかけての筋肉が緊張し、肩こりを引き起こします。

どちらも自分では気づきにくい現象ですが、大きな病気に繋がる可能性もあります。もし心当たりがある方は、「医師の診断を仰ぐ」など、早めの対処をおすすめします。


(3)ストレスをこまめに発散する

強いストレスを抱えているときや、長期間に渡りストレス状態が続いているときなどは、眠りの質が悪くなってしまいがちです。眠りの質が悪いと、筋肉の疲労が残ってしまうおそれがあります。

また、ストレスを抱えていると交感神経が優位な状態が続き、、筋肉も緊張したまま充分休めないため、翌朝の肩こりに繋がります。

ストレスは溜め込まず、できるだけこまめに発散しましょう。発散方法としておすすめなのは、軽いストレッチや散歩です。日中に行うと、身体も心もリフレッシュでき、夜の心地よい眠気にもつながります。


(4)エアコンの温度を見直す

あなたの中にも2種類の体内時計がある 寝ている間に身体が冷えを感じると、体温を逃がさないように自然と血管が収縮し、身体を丸めて小さく縮こまる姿勢になります。この状態で眠り続けると、血行が悪くなり、肩こりの原因になるのです。

冬の寒い時期はもちろんですが、夏場の冷房の効かせすぎにも要注意。ただし「暑さを我慢して眠る」というのも決して良いことではありません。エアコンを上手に活用して、身体に負担の少ない温度をキープしましょう。

▼寝室や寝床内の温度については、こちらの記事も読んでみてくださいね。


(5)自分に合った枕やマットレスを使う

寝起きの肩こりの原因として非常に多いのが、枕やマットレスなどの寝具が「身体に合っていないこと」です。

枕の高さ・硬さが身体に合っていないと、寝ている間じゅう首や背中が不自然な形で固定されてしまいます。すると筋肉がこわばり、肩こりを引き起こしやすくなります。

また、マットレスも重要です。「マットレスは柔らかい方が良い」と思い込み、柔らかすぎるマットレスを使っている人も多いもの。

柔らかすぎるマットレスは、身体が沈み込んでしまって寝返りが打ちにくくなるため、不自然な姿勢で長時間眠ることになります。

筋肉をリラックスさせた状態で眠るためには、自分に合った枕やマットレスを選ぶことが大切です。「選び方に自信がない」というときは、寝具専門のショップでプロに相談してみるのも良いでしょう。


あなたの中にも2種類の体内時計がある 肩こりは、筋肉の緊張から起きる場合も多いもの。日頃から首・肩・肩甲骨周りのストレッチをこまめに行い、筋肉をほぐしておくのも痛みの予防につながります。(※ただし、痛みが出ているときは無理に行わないでください。)

寝起きの肩こりを防いで、一日を元気にスタートしていきましょうね!