コラム
美容コンサルタント美羽Miu
vol. 13夜はスマホを置いてリラックス♪“なかなか眠れない”を防ぐ簡単なおすすめ習慣
「朝が苦手で起きるのがつらい」という、あなた。
なかなか起き上がれない原因は、夜のスマホ習慣に隠れているかもしれません。
ベッドや布団に入る前、もしくは入った後にも、長時間スマホを眺めていませんか?
今回は、夜間のスマホ使用が眠りを妨げる理由と、スマホの代わりにおすすめしたいリラックス習慣をご紹介します。
ぐっすり眠るために知っておきたいコト
ぐっすり眠ってスッキリ起きることができたら、とても気持ちいいですよね。
でも、毎朝目覚まし時計に叩き起こされている。
目覚まし時計が要らない朝を迎えることができたらどんなにいいことでしょうか。
こんなことありませんか?
「布団に入っても、なかなか寝付けない」
「朝起きても、疲れがとれていない感じがする」
こうした悩みの原因は、眠る前の行動に隠れている可能性が高いのです。私たちは、睡眠中に眠りの質を上げることはできません。
つまり、眠る前にいかに眠るための「準備」をするかが非常に大切になります。
その中で、今回のテーマにもあります「夜のスマホ習慣」は、眠りの準備に悪影響を与えてしまっているのです。
良い眠りにはこの「準備」が必要であることを知っておきましょう。
夜のスマホが眠りを妨げる2つの原因は?
私たちの生活に身近になり過ぎているスマホ。
ベッドに入ってもついつい見てしまいがちですが、そのスマホを見てしまうと、余計に目が覚めてしまいます。
原因の1つが、スマホやパソコンなどのLEDディスプレイに、太陽光や蛍光灯と同様に覚醒を促す「ブルーライト」という波長の光が含まれていることです。
朝浴びる太陽光には脳と体を覚醒させてくれる嬉しい効果がありますが、夜寝る前に浴びると眠りを妨げてしまうのです。
更に、ベッドでスマホを使うとき、画面は顔のすぐ近くにあります。夜寝る前に、目のすぐ近くでスマホの強烈な光を浴びることで、脳が目覚めてしまうのです。
ブルーライトにはもともと脳や身体を覚醒させる効果があるため、その習慣を続けていると睡眠リズムそのものが乱れる原因にもなります。
もう1つの原因が、スマホから入ってくる情報そのものです。情報が気持ちの高揚(興奮)を誘い、目が冴えてしまうことがあります。このように眠りを吹き飛ばす原因が重なってしまうことで、寝る前のスマホが不眠を招いてしまうのです。
また、私はスマホを見ながら自然に眠ることができるから大丈夫と思っている、あなた。かなり深刻です。
というのは、眠りを妨げることをしているにも関わらず眠ってしまう。
これは、知らず知らずのうちに睡眠不足が溜まっている、つまり「睡眠に飢えている状態」かもしれません。
これも、危険信号(SOSのサイン)なんですね。
逆に、朝のスマホは覚醒の手助けをしてくれるので、スマホを全否定するのではなく、使い方に注意をしていきましょう。
スマホを置いて…今夜からおすすめの習慣
毎日ぐっすり眠るために意識したいのは、スマホをやめて、代わりに何か「リラックスできる習慣」をつくることです。
・好きな香りのアロマを使う
・気持ちが落ち着く音楽を聴く
・大自然の風景や夜空などの写真集を眺める
・軽く瞑想をする
……など、寝る前に「ふぅ」と一息つける習慣を見つけてみてください。
少しだけ読書をするのもおすすめです。ただし、寝る前に読む本は興奮するようなものではなく、ゆったりした気持ちになれるものが良いでしょう。
気持ちと体を、活動モードからリラックスモードにチェンジしてあげてください。
それから布団に入る習慣をつけることで、寝付きや眠りの質がだんだん向上していきます。
ぐっすり眠りたい方は、お休み前の「リラックス習慣」を試してみてくださいね。
- vol. 1美肌をつくる睡眠のコツ。肌と眠りの深い関係とは?
- vol. 2本当に髪に良いシャンプーのポイント3つ。日々のお手入れで艶々ヘアを目指そう!
- vol. 3ぐっすり眠れる「寝室づくり」の秘訣とは?スグできるコツを教えます
- vol. 4食事が眠りの質を変える?ぐっすり眠るための「食べ物・飲み物」上手な摂り方
- vol. 5あなたに最適な「睡眠時間」とは?ベストな睡眠時間の調べ方を教えます
- vol. 6寝苦しいのは「寝床内環境」のせいかも?ふとんの中の温度・湿度を快適に整える4つのポイント
- vol. 7寝落ちは立派な危険信号!睡眠負債のセルフチェックと解消法
- vol. 8若いあなたも注意が必要!認知症リスクを上げる危険な眠り方とは?
- vol. 9美容と健康に欠かせない!成長ホルモンの働きと、分泌を促すコツ
- vol. 10体内時計は2種類あるって知ってた?それぞれを整えて眠りの悩みを解消する3つのコツ
- vol. 11幸せホルモン・セロトニンを分泌させるコツとは?
- vol. 12もう怖くない!「金縛り」の科学的なメカニズムと予防法を解説します
- vol. 13夜はスマホを置いてリラックス♪“なかなか眠れない”を防ぐ簡単なおすすめ習慣
- vol. 14熱すぎるお湯はNG!快眠のための「正しいお風呂の入り方」
- vol. 15寝起きの肩こりの原因は?
- vol. 16夜ふかし続き、徹夜明け…眠気を覚まして仕事を乗り切る6つのコツ
- vol. 17コーヒー以外も要注意!寝付きを邪魔する「カフェイン」を含む飲み物リスト
- vol. 18寝付きのよさと間違えやすい「バタンキュー型睡眠不足」とは?予防・改善する3つのコツ
- vol. 19睡眠の質を高める「朝の過ごし方」とは?すぐ真似できる3つのポイント
- vol. 20寝付けない夜に試したいこと
- vol. 21眠り上手は痩せ上手。睡眠とダイエットの深い関係
- vol. 22日中の居眠りは病気のサイン?職場&テレワークで眠気を乗り切るコツ
- vol. 23掛け布団を選ぶ4つのコツ。眠りの質を下げないポイントは?
- vol. 24目覚めスッキリ♪ 朝に効く「香り」と簡単アロマ活用法
- vol. 25心地よく眠れる♪睡眠の質を上げる「寝具のお手入れ」のコツ
- vol. 26テレワークは睡眠不足になりやすい?リズムを崩さない4つのコツ
- vol. 27睡眠不足は体温が原因? 冷えで眠れない人必見!「体温の下げ方」
- vol. 28パワーナップで午後の仕事もサクサク♪短い仮眠の実践法と3つのポイント
- vol. 29社会的時差ボケってどんなもの?休日の寝溜めが招く意外な悪影響とは
- vol. 30寝る直前に運動してはいけないって本当?眠りと運動の関係
- vol. 31スマホ不眠を防ぐ上手な使い方とは?快眠のためのポイント5つ
- vol. 32まさに「寝る子は育つ」。子どもの睡眠を守る5つのポイント
- vol. 33睡眠の質を落とす「NG生活習慣」とは?よく眠るための簡単セルフチェック
- vol. 34快眠のカギは寝室・寝具にあり。睡眠の質をUPする「睡眠環境」を整えよう
- vol. 35ロングスリーパー、ショートスリーパーの目安は?睡眠障害との見分け方も解説
- vol. 36「よく動く人」はよく眠る♪快眠のための運動で意識したい2つのポイント
- vol. 37【寝酒はNG】睡眠の質を下げない「アルコールとの上手な付き合い方」を解説
- vol. 38春夏秋冬で変わる睡眠の特徴とは?季節ごとの快眠のコツを解説
- vol. 39夜ぐっすり、朝スッキリ♪睡眠の質を上げる日光浴のコツ
- vol. 40快眠への第一歩!質の良い眠りを手に入れるための就寝前ルーティン
- vol. 41放置は危険。「睡眠負債」が引き起こす5つのリスクと対策のポイント
- vol. 42高齢者にとっての快眠術とは?睡眠の質を高める5つのポイント